ロシア・バイカル湖巡検

	バイカル湖周辺のどこかにあった、先カンブリア紀の石です。
	今回の巡検のメイン、バイカル湖の湖底堆積物のコア取りです。船から機械を落とします。 この後、コアを数cmごとに切り分けて袋に分けて入れる作業をしました。 上ほど泥っぽくて切ることは難しかったですが、下ほど固まっていました。 また、流れ込む川の影響で、場所によって砂が多いとか、泥が多いといった変化がありました。
	船には他の調査をしている人も乗っていて、バイカル湖の水の調査もしていました。
	バイカル湖の中には島があり、途中で降りて風景を楽しんだり石を見たりしました。 ピンク色のでっかいカリ長石の多い何かの石と、長石を好むコケです。 石と生物の関係も面白そうだなぁ。
	バイカル湖周りのどこかで休憩。 ここは、石灰岩が熱変質を受けた大理石の土地のようです。
	イルクーツク工科大学の鉱物博物館にも行きました。 バイカル湖周辺にはラピス・ラズリ等の青色の珍しい鉱物が採れるので、こういった研究もさかんなのかも。