TopPage巡検日記

◆まいstoneこれくしょん◆

巡検やもらった石たちです。


 

名前

場所

石について

一言

砂岩

瑞浪(岐阜)

砂が堆積して出来た堆積岩。この砂は中粒砂岩。色は灰色。貝(オレンジ色)・植物(黒)が入っています。ちなみに,砂は地表の岩石(火成岩・変成岩・堆積岩)が風化したもの。表面はざらざらしている。

2002年の地球科学基礎Vの実験で瑞浪に行った時拾ってきた石です。運がよければサメの歯などが見つかるらしいです。

こんなところから取ってきた

チャート(茶色)

不明(もらい物)

珪酸(SiO2)の殻を持つ微生物の遺骸が堆積して出来た堆積岩。点にしか見えませんが,放散虫という化石が見えることもあります。なめっとした肌触りです。画像をクリックするとどんなところで取ってきたか見ることができます。この画像は鵜沼のものです。

チャートって感じのチャートです。チョコレート色です。SiO2なので硬いです。茶色と青色の違いは鉄の量によるそうです。

こんなところから取ってきた

チャート(青色)

鵜沼(岐阜)

(↑と同じ)珪酸(SiO2)の殻を持つ微生物の遺骸が堆積して出来た堆積岩。点にしか見えませんが,放散虫という化石が見えることもあります。なめっとした肌触りです。画像をクリックするとどんなところで取ってきたか見ることができます。

青いチャートというのを初めて見ました。鵜沼では茶色から青色にグラデーションをなしてならんでいるのを見ることができます。

花崗岩

不明(もらいもの)

主に長石・石英・黒雲母で出来ている深成岩。大陸地殻や島弧地殻(例:日本)を構成する岩石。場所によって鉱物の大きさや種類が変わります。この花崗岩は新鮮な面を出すためにカットしてあります。

2002年の地球化学プレセミナーでもらったものです。花崗岩は結構いろんなところで見るので,探してみると多さに感動するかもしれません(?)。

片麻岩

東栄(愛知県)

これは、領家変成帯で見つけた堆積岩起源と言われている片麻岩です。黒雲母が濃集している層が縞になって見えます。

2年〜3年の春に行った地質調査で見つけた石です。3年の地球化学実験でこの石の化学分析をしています。(結果はわかったら)。

 

名前

場所

石について

一言

塩基性片岩(違うかも)

不明(もらい物)

苦鉄質火成岩や凝灰岩などに力が加わってできた変成岩。変成作用時の変形によって平行な線状構造が出来る。一般に緑色の鉱物を多く含むので,緑色であるものが多い。

2003年地質学実験の薄片(顕微鏡で観察できるくらい石を薄くする)実習で磨いた石です。粗い研磨剤からどんどんと細かい研磨剤で磨いツルツルになっています。

拡大

バラ輝石

揖斐川上流(岐阜)

変成されて鉱物が成長してできたものです。ピンク色が鮮やかです(輝石ではないらしい)。組成は(Mn,Ca,Fe)SiO3で、カルシウムを含むのが特徴のようです。クリックすると拡大写真を見ることができます。

2年の秋に行った揖斐川の巡検での石です。かなり硬いらしく、割る時火花が出てました。

珪灰石

揖斐川上流(岐阜)

上のバラ輝石と同じように、変成されて鉱物が成長してできたものです。石灰岩が熱変成されたもののようです。針状・放射状に成長した結晶の石でめずらしいそうです。

これも上と同じ日です。この石は割れやすく、触ると粉がつきます。こわしたくないなぁ。保管が大事。

レプリカ

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石ではなくレプリカです。コレクションです。

これは2年の地質学実験で作った貝化石のレプリカです。そこそこうまく出来ました♪

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