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徳島県のいろんな地域

実家です。阿波の青石を見慣れているというのは結構贅沢なことだなぁと思う今日この頃。
四国は帯状に地質が分かれているので、きれいですね。


【徳島県】
徳島県の地図 無色:完新統
薄い黄色:更新統

薄い緑色:和泉層群
オレンジ色:四万十帯
水色:秩父帯

濃い緑色:三波川帯


【地質などの概要(北から)】
・和泉(いずみ)層群
讃岐山脈にそって東西にのびる中央構造線の北の地域に分布している(一応領家帯にもなる?)。
白亜紀に(当時のこの辺の)海底に堆積した砂岩・泥岩・凝灰岩などからできている。
・中央構造線
長野から紀伊半島→四国→九州へつながる日本一大きな断層。吉野川はこの中央構造線にそって流れている。
・三波川帯
中央構造線の南の地域に分布している。
ジュラ紀に(太平洋の)海底に堆積した泥岩・砂岩・チャート・熔岩などが高圧変成作用を受けてできた緑色片岩・砂質片岩などからできている。
・秩父帯
四国山地の南斜面に分布している複雑な地層。今でもよく分かってない。
ジュラ紀〜白亜紀に形成されたらしい?砂岩・泥岩・熔岩などからなり、石灰岩からはフズリナ・クサリサンゴなどの化石を産する。
・四万十帯
那賀川より南の地域に分布している。
中生代から第三期に海底で堆積した砂岩泥岩互層、砂岩層からできている。

【地質などの概要(古い順)】
内容は上記参照。中央構造線は複雑なのでここでは扱いません。
・三波川帯→秩父帯→和泉層群→四万十帯
四国山地が古く、南ほど若いという特徴があります。

【地質と地形】
土柱
(阿波町 図の1)
青石
(三波川帯のところ)
鳴門海峡
(鳴門市 図の2)
滝(各地)
第四期に吉野川で堆積した砂礫層が、土地の隆起によって川がより低いところを流れることによって 陸になったもの(河岸段丘)が、風化されたもの。
雨が降ったときに上に礫があるものは、風化されずに柱となり、礫がないところは、削れていったという地形。
熔岩(玄武岩)が高圧変成された緑色片岩のこと。県内では三波川帯で見られる。ぺらぺらとはがれそうな見た目をしている。
古代から珍重されており、近畿の古墳の中からは、紀伊山地でも採れるにも関わらず、阿波の青石が出てくるらしい。
個人の家でも普通に置いてある。
徳島と淡路島の間の狭い海峡のこと。渦潮は、海峡が狭いことと、海底の地形、ぶつかり合う潮の流れの条件が重なって見られる。
また、シーズンは春。

このページが詳しい↓
うずのくに.com
徳島の滝の数は日本一とか聞いたことあるんですが、どうなんでしょうね。ネット探してもそういう記述は見つからない。

【日本の滝百選に
       入っているもの】
・大釜の滝
・轟九十九滝
・雨乞の滝

参考文献:中学校のときの理科の資料集

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