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どんぶらこっこと2時間半くらいバスにゆられて琵琶湖に到着。湖は誕生後,川からくる土や砂が堆積していくことで,浅くなって,湖は沼や湿地になって平地になります。琵琶湖も堆積や沈んだりを繰り返しながら現在の位置にやって来たそうです。(400万円前には三重県の上野市あたりにあったという説あり。)でも写真からは湖ってわからんね。川みたい。
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次に日に京都大学白浜水族館に行きました。京都大学付属瀬戸臨海実験所とも言うそうです。無脊椎動物の分類学・行動学とかやっているみたいです。というわけで,無脊椎動物でいっぱいのステキな水族館です。海栗(うに)・海星(ひとで)・海老(えび)・海鼠(なまこ)・磯巾着(いそぎんちゃく)・よくわからないもの・普通の魚がいます。
普通の水族館では「きゃー,さめかわいー☆」と言うとこを「うわー,いそぎんちゃくかわいー★」といったふうに変わります。
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水族館のある白浜からちょっと行ったとこにあるたくさんの畳もどきの千畳敷に行きました。砂岩でほとんど水平な地層からなっています。近づくと,白く落書きが書かれていたりします。新第三紀系(1600万年〜1500万年前)の砂岩なので,結構やわらかいそうな。ちなみに,ここでの夕日はキレイらしい。
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次に和歌山県の南の方にある天鳥褶曲を見に行きました。地層が十分に固まってない時に褶曲が形成されたので,流動性に富む層が移動して地層の厚さが変化し,いびつになってます。褶曲を見るためにすごい山を下って(舗装なし),すべりそうになりながら,安定しない石の上を歩き,岩を登ってやっとこさ見ることが出来ました。てゆか,でかいです。写真をクリックしたら拡大写真が見れますが,人と比べると…。そんな感じで大きいです。
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潮岬が見える青年自然の家で泊まって最終日を迎えました。次は橋杭の見学。一応ここも和歌山らしい。新第三紀火成岩類(主に1500万〜1300万年前にかけて起こった火山活動に伴って出来た火山岩など)の一つで,熊野酸性岩類が貫入してできた岩石。まわりの砂岩泥岩は海に浸食されたが,橋杭岩は固くて浸食をまぬがれたので,ところどころに塊があるようになっている。弘法大師と天の邪気が橋架け競争をして未完に終わったという伝説がある。
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ここからは三重県。最後の見学場所は鬼が城。写真左下にも鬼らしきものがいたり。鬼が城は,熊野酸性岩類の流紋岩質凝灰岩が,熊野灘の荒波によって激しい浸食を受けたものです。クリックすると,浸食のあとを見れます。また,誰かが岩の中からガーネットを見つけていました。上級生との交流や,講座の紹介も面白かったので来年も参加しようかな…?
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