TopPage巡検日記

2005年8月21〜28日

ロシア・バイカル湖巡検

3年生のときに気候変動の研究をやっている河合先生の巡検でロシアに行ってきました。
バイカル湖の湖底堆積物の調査がメインですが、大陸ならではの古い地層も見ることができていい体験になりました。
【日程】
21日 ロシアついた。
22日 昔の建物とかみた。窓ガラスが白雲母(Мусковит)。
23日 研究所行ってきた。取り分け作業見た。
24日〜26日 バイカル湖(Байкал)を船でクルーズ。
27日 鉱物博物館行って感動。
28日 日本ついた。暑い。

先カンブリア紀の片麻岩 バイカル湖周辺のどこかにあった、先カンブリア紀の石です。
コアを取ります 今回の巡検のメイン、バイカル湖の湖底堆積物のコア取りです。船から機械を落とします。
この後、コアを数cmごとに切り分けて袋に分けて入れる作業をしました。
上ほど泥っぽくて切ることは難しかったですが、下ほど固まっていました。
また、流れ込む川の影響で、場所によって砂が多いとか、泥が多いといった変化がありました。
水の調査 船には他の調査をしている人も乗っていて、バイカル湖の水の調査もしていました。 
カリ長石と、長石好きなコケ バイカル湖の中には島があり、途中で降りて風景を楽しんだり石を見たりしました。
ピンク色のでっかいカリ長石の多い何かの石と、長石を好むコケです。
石と生物の関係も面白そうだなぁ。
大理石 バイカル湖周りのどこかで休憩。
ここは、石灰岩が熱変質を受けた大理石の土地のようです。
鉱物博物館 イルクーツク工科大学の鉱物博物館にも行きました。
バイカル湖周辺にはラピス・ラズリ等の青色の珍しい鉱物が採れるので、こういった研究もさかんなのかも。

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