戸狩層 | 山野内層 | 狭間層 | |
岩相 | 凝灰質中粒砂岩。色は黄色がかっている。 | 中粒砂岩〜シルト岩。色は茶色。 | 泥岩・火山灰・軽石からなる。色は緑がかった灰色。ざらざらした感じがする。 |
化石 | ノジュールが等間隔で層状に多く並んでいる。生痕化石も多い。 | ノジュールも生痕化石も少ないけど、ある。 | ノジュールはない。木炭の焼け跡がある。 |
タフ(凝灰岩) | アベックタフ(2本の凝灰岩の層がアベックっぽいらしい) | Ylタフ・Yl-uタフなど、計6本のタフがある。 | 名無しのタフ。褶曲と断層を見ることができる。 |
堆積時の環境 | ノジュールや生痕化石が多いので、暖かく浅い海で堆積したと考えられる。 | 化石が少なくなってきたので、寒冷で深い海で堆積したと考えられる。 | 斜交層理が見えるので、激しく堆積したと考えられる。また、木炭の焼け跡は山火事があった証拠となる。 |
場所 | みどころ | |
へそ山(化石博物館から見える山) | 戸狩層と山野内層の境界を見ることができ、両者の違いを見ることができるベストスポットです。山に登る道沿いにもしっかりと露頭があるので、柱状図を作りやすいです。 | |
松ヶ瀬町の土岐川の河原 | 適当に石を割ると,貝とか葉っぱの化石が出てきます。サメの歯も見つことがあるそうです。化石を採取禁止区域があるのでそこは掘らないように。 | |
へそ山頂上の奥 | へそ山を登りきると、コンクリートでない散歩道が現れます。そこの奥に行くと狭間層をほんの少しみることが出来ます。説明の看板もついています。 | |
瑞浪市民公園グラウンド横 | 山野内層と狭間層の境界を見ることができます。狭間層をたくさんみることができます。 | |
明世小学校 | 小学校の入り口から校門までの長い道沿いに戸狩層と山野内層を見ることが出来ます。へそ山で見れた一部のタフを見ることはできませんでした…。 |