基盤 | 東栄累層 | 坪沢累層 | 大峠累層 | 安山岩など | |
岩相 | 花崗岩と変成岩からなる。変成岩は黒雲母が並んでいる。 | 礫岩〜泥岩。基盤とは不整合。 | 凝灰質砂岩泥岩・凝灰岩。 | 凝灰角礫岩。ところどころに絹雲母なるものが入っています。 | 安山岩と珪化安山岩。柱状節理が発達する。珪化安山岩は白い。 |
できた時の環境 | 付加体と元あった花崗岩が変成を受け(領家変成帯)、その後花崗岩が貫入して軽く熱変成を受ける。 | 基底礫岩から始まり、砂岩泥岩と堆積する。この辺りは昔、設楽海というのがあった。 | 東栄累層の後に堆積した。この辺りは火山活動が活発だったので、火山灰とともに砂岩泥岩が堆積した。凝灰岩もできた。 | 大峠というところから溶岩が流れてきてできた。 | いろんな時期に貫入したと考えられる。珪化安山岩は安山岩が熱水変質を受けたものと考えられる。 |
場所 | みどころ | |
振草の林道 | この林道沿いはずっと大峠累層が見え、凝灰角礫岩という名前どおりの岩石が見えます。 | 栃畑の林道 | この林道沿いはずっと珪化安山岩の露頭を見ることができます。今にも崩れてきそうです。 | 古戸山の谷 | 露頭があります。古戸山の谷を登っていけば、花崗岩が変成岩になる様子を見ることができます。 | 古戸山の林道(東西方向の東寄り) | 泥岩が続いています。泥岩は見ればわかるので調査は簡単です。風化した様子(たまねぎ状風化)も特徴的です。 | (露頭ではないけど) 東栄町博物館 | 模型や岩石や簡単な地史など親切な説明があります。 |