TopPage観天望気

1月の天気

●天気の特徴
「西高東低」の冬の気圧配置になることが多く,強い北西の季節風が吹く。季節風は大陸では冷たく乾いているが,日本海の対馬海流(暖流)からの暖かく湿った空気により大気の状態が不安定になる。 この結果,対流が起こり積雲が出来る。積雲は積乱雲に発達し,日本海側に雪を降らせる。
季節風は日本列島の脊梁山脈(奥羽山脈・越後山脈・飛騨山脈などの総称)を越えると,下降気流になって雲がなくなるので,太平洋側では乾燥した晴れの天気になる。

●地吹雪
積もった雪が強い風で吹き上げられることを「地吹雪」といいます。風速が大きいほど,気温が低いほど激しくなります。 気温-5度,風速5m/sで雪が飛び始め,風速8m/sになると人の目の高さを越えるそうです。

●24節気(2004年)
小寒(しょうかん) 1月6日 この日は寒の入り、これから節分までの期間が「寒」である。寒さはこれからが本番。
大寒(だいかん) 1月21日 一年で一番寒さの厳しい頃 。逆の見方をすれば、これからは暖かくなると言うこと。

TopPage観天望気